50代になると、長年の生活習慣や姿勢
の影響で、股関節痛が日常生活に支障
をきたすことがあります。
更に股関節だけでなく、背骨の動きが
制限されることも、痛みの一因となる
場合があります。
この記事では、50代の方々が直面する
股関節痛を背骨の動きの活性化と
体幹トレーニングによって改善する方法
をご紹介します。
【股関節痛と背骨の関係性】
股関節と背骨は身体の中心軸を構成する
部位であり、相互に影響を与え合います。
背骨の柔軟性が低下すると、股関節にも
過剰な負担がかかり、痛みを引き起こす
原因となり得ます。
逆に、股関節の動きが制限されると、
背骨のアライメントにも影響を及ぼし、
全身のバランスを崩すことにつながりま
す。
【背骨の動きを活性化するエクササイズ】
《セグメンタルローリング》
仰向けの状態で、両手、両脚を上下に
伸ばし、そこから右手で先導するように
しながら身体をゆっくりと左側にひねり
、うつ伏せまで持っていきます。
戻りは右手を真横から天井方向へ、
そのまま肩甲骨が内側に寄り、
胸の筋肉が伸びるのを感じながら仰向け
へ戻っていきます。
この動作は背骨の動きを高め、股関節に
かかる負担の軽減にも役立ちます。
《キャット&ドック》
四つん這いの姿勢から背中を丸めたり、
反らしたりすることで、背骨の可動域を
広げ、股関節の緊張を和らげます。
【体幹トレーニングで股関節痛を軽減】
《ゲットアップ》
体幹の筋肉を強化し、背骨と股関節の
動き、肩関節の安定性を高める
ゲットアップは、股関節痛の改善に
効果的です。
《ワンハンドローイング》
このトレーニングは背中の種目として
用いられるトレーニングですが、
ローイングする側と逆の手、台などに
置く手をグーにして、下にクッション
など置き、不安定な要素を取り入れる
ことで体幹に働きかけることも可能で
す。
また、ローイングの動作の時の体幹の
動きにも注意を向けると尚、効果的で
す。
【日常生活での注意点】
《適切な姿勢を保つ》
長時間の座り仕事をする際には、
適切な姿勢を意識し、定期的に姿勢を
変えることが重要です。
《定期的な運動の習慣化》
軽いストレッチや散歩、エクササイズ
など、日常的に身体を動かすことで、
背骨の柔軟性と体幹を使う感覚を保ち
ます。
【まとめ】
50代の股関節痛は、背骨の動きを活性化
させ、体幹を強化することで大きく改善
することが可能です。
パーソナルトレーニングジム体軸館では、
一人ひとりの状態に合わせた個別のトレ
ーニングプランを提供し、股関節痛の改善
をサポートします。
今こそ、背骨の可動性の改善と体幹トレー
ニングを始めて、健康的で快適な毎日を
手に入れましょう。